診療看護師(NP)について

NPとは

診療看護師(Nurse Practitioner: NP)とは、5 年以上の看護師経験を経て大学院修士課程
(NP 養成課程)を修了し、認定試験に合格した看護師です。 患者さんの QOL 向上のた
め、医師や多職種と密に連携・協働し、倫理的かつ科学的根拠に基づき一定レベルの診療行
為を行うことができます。
当院では、医療の質と安全性を高めるとともに、医師・看護師が一体となった円滑なチーム
医療を推進するため、診療看護師を配置しています。

主な役割と業務内容

当院の診療看護師は、医師の指導のもとで以下の役割を担い、患者さんへのタイムリーな医
療提供と丁寧なケアを行っています。
• 診療の補助(特定行為の実践) 厚生労働省が定める特定行為や医療的処置、検査な
どを迅速・確実に行います。高濃度の栄養剤や抗生剤、抗がん剤などを長期間、安
全に投与するための PICC(末梢挿入型中心静脈カテーテル)留置を迅速に実施し
ています。
• 医師と看護師・多職種の橋渡し(診療の調整) 医師不足や外来・処置等で医師が即
座に対応できない場面でも病棟状態を的確に把握します。「医師と看護師の橋渡し役」
として円滑な診療をサポートし、チーム医療の要として活動しています。
• 状態のアセスメントと早期対応 身体診察や検査結果に基づき患者さんの病態を評
価し、治療方針の提案や状態変化への早期介入を行います。

安全管理体制

当院では、患者さんに安心して診療・ケアを受けていただくため、厳格な安全管理体制を整
えています。診療看護師が行う診療補助行為は、事前に作成された手順書・指示書に従い、
各診療科医師の指導・管理のもとで安全に実施されます。